社是
社是
この社是は、我社の設立時の理念と、経営に対する基本姿勢を顕示したものである。
昭和50年、当時の松江市長斎藤強氏が、当社の経営姿勢は中小企業にとって模範すべきものとして特別に揮毫されたものである。
社会に対する還元
個人でも企業でも、社会の組織の内で、生活を営み、企業活動が遂行せられるものであって、すべての面に於いて社会とは密接な関係にある。
社会とは地域社会はもとより、企業との関係があるものすべてのものであり、仕入先、顧客、サービスの提供先等企業に関連するものすべてである。
我々は、自らの企業を通じて、直接に社会に貢献し、又適正な利益を確保することにより、国及び地方自治体の租税を負担し、社会的資本の充実に尽くす責任と義務を果たさなければならない。
企業は永久に発展をつづけて、その成果を社会に還元することを第一義とする。
社員に対する還元
会社と社員は運命共同体である。
会社は常に社員の経済生活の安定、生活の向上に責任を持ち、また社員は会社発展のために最大の努力を尽くす義務がある。
会社は社員の安定した雇用とその経済的、生活の向上に努めることは勿論、社員の人格向上について、社内外の研修等を通じて常に人材育成に努め、立派な社会人に養成することも社員に対する還元の一環であると信じる。
- 安定した雇用と生活水準の向上
- 優秀な人格を備えた立派な社会人としての育成
資本に対する還元
会社は株主による出資により事業が運営されており、資本に対する利益処分配当は株主に対する会社の責務である。同時に会社が発展し、内部留保は蓄積し、株の評価が向上することも重要な資本に対する還元である。
まとめ
以上三つの還元につき所見を記述した。
至らぬ事は、各人の良識によって判断してほしい。
最後に、この三つの還元が各々調和されて具現することがきわめて大切である。
創業者 故 秋鹿 隆 原文より